伝統的な技術で作る、本革の爪革

一枚の革から作る、マチのない向こう掛け。
今はもう、本革で作る職人がほとんどいないと聞きます。

使用している革は、クロムレザーと、表面に加工をしたエナメルレザー。
どちらも水に強く、撥水性があります。
合皮やビニールで作られたものより張りがあり、本革ならではの丈夫さがあります。
下駄の爪先をついてしまった時でも、爪革自体が傷まないよう工夫もしてあります。

素材の革もたくさん色があるので、着物に合わせて色を選んでみるのも楽しいかと思います。
また、風を通さないので冬は爪先の防寒にもなります。革の後ろにカイロを貼っても暖かいです。